手汗で困っている方へ
手汗で困っている方へ
保険適応の手掌多汗症の治療外用薬が発売されました。
手汗で困っておられるお子様、学生さんが多く、今まで自費のアルミニウム液しか治療法がありませんでしたが、これからは保険で処方できるようになり、治療法も簡単になりました。お気軽にご相談下さい。
手汗が出るタイミングと交感神経の関係
手汗は精神性発汗と呼ばれるものに属し、緊張や不安といった精神的なストレスを過度に受ける事で発汗が促されます。
また、交感神経は活発に行動している時や、緊張状態に直面した時にその働きが優位になります。
つまり、緊張した場面になると、交感神経の働きが活発になり、その神経末端からアセチルコリンが分泌されて汗腺からの発汗が促されるという事になります。
これが緊張した場面で手が汗でべちょべちょになるメカニズムとなります。
手汗治療薬
抗コリン外用薬 アポハイドローションは皮膚から吸収されて、皮膚の下にある交感神経から出される発汗を促す物質(アセチルコリン)をブロックすることで過剰な発汗を抑えます。